6月入り本格的に気温が上がってきましたね。夏になると運転しながらエアコンを使うことが増えると思います。
エアコンを使うと燃費が悪くなるとよく言いますが、なぜ燃費が悪くなるのか理由を知らない方も多いと思います。
エアコンを使うと燃費が悪くなってしまうのは、家庭用エアコンのコンプレッサーは電力によって動かすのに対し、クルマのコンプレッサーはバッテリーだけでは補えないほどの電力を消費するため、エンジンの動力を借りなければなりません。車のコンプレッサーは、補機ベルトでエンジンの回転と共に回されています。オフの状態では、ベアリングのみが回転するため負荷はかかりません。自転車のペダルをこぐ時を想像してみてください。ライトをつけたとき、少しペダルが重くなるため、強めにこがないと失速してしまいます。その分、体力を使いますよね!エンジンも同じで、燃料を消費してエンジンの出力を増やすため、燃費に大きく影響します。
エアコンの利用で燃費は1割以上悪化するといわれています。
そこで、夏場も燃費良く走る方法ですがとにかくエアコンのパワーを最大値にして、できるだけ早く車内温度を下げるようにしましょう。このとき、コンプレッサーは勢いよく回っていますが、最大パワーにしているからといってさらに燃費が悪くなっているわけではありません。最大パワーを発揮しているのはブロアファン(送風機)であって、コンプレッサーではないからです。また、車内温度が高くなっている状態からエアコンを使うと、冷却するのに多くの時間を要します。特に駐車していて車内温度が上がっているときは、温室効果で外気温より高くなっていることが少なくありません。さらにエンジンをかける前に、ドアや窓を開放して風を通せば車内温度を下げることができて、その分だけエアコンの稼働時間を短くすることができます。
車の中はすごく暑いのでエアコンは付けたほうがいいですが燃費が気になる方も多いと思うので今回ご紹介した方法をぜひ行ってみてください。
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